転がっているもの。
前を見て歩く。
前を見て歩くことが、人には必要な感じで言われる。
上と下、どっちを見るかって言うと、上を見上げたくなる。
でも、上を見てても遠くにあるものばかりで、何も手に入れられない。
下を見ていると、石ころであったり、草であったり落とし物がある。
そういった下にあるものってのは、手に届く範囲にある。
そこに転がっているものが、転機になることも。
何も上ばっかりを見てればいいってものじゃない。
前だけを見て進めばいいわけじゃない。
時には、下を見て自分の歩く道を確かめるのもいいだろう。
それが、自分を安心させるためには必要だ。
下って言葉のイメージを自分の中で変えれば、今まで見えてなかったものも見える。
たまには、ちらっと確かめて歩いてみよう。
このまま。
このままでいいのか。
そんなことを思ったことがある人は多いだろう。
このまま何も変わらず進んで行っていいのか。
このままこの仕事を続けて行っていいのか。
そんな悩みを抱える人は数知れず。
特に、今の時代はそういう考え方を持つ人が多い。
多くの情報が飛び交う世の中なんだからしょうがない。
自分の周りに凄い人が出てくる。
その人たちを見て思う。
自分はこのままでいいのかと。
平凡なことは悪いことではない。
だが、人は平凡を恐れる。
今の人たちは、何かで時代を作ろうとする。
その高い意識は素晴らしいことだ。
だから、平凡が阻害される。
平凡なことが実を結ぶこともある。
それが見えてない人が多い。
まずは自分と向き合う。
そして、このままでいけないと悟る。
それは自分が成長出来ると信じているからだ。
なら、変わればいい。
そこに成長する伸びしろが見えたのなら。
簡単な話だ。
伸びしろが見えたのに、伸びようとしない人なんていない。
見直し。
自分を見直そうと思うことがあるか。
自分がしたことはしたまんま。
失敗したことも、成功したことも。
学生の時にテスト返却後に、直しをするのには意味がある。
ほとんどの人が、その問題がもう一度出た時に解けるようにするためだと思う。
確かにそれも一つの意味ではあるが。
学校ってのはそういうことだけを教えるところではない。
もう一個、自分がしたことを見直す習慣を身につけさせる為である。
そのテストが100点であっても、全体で見直しをする時間を聞く。
そこから、ちゃんと自分の回答をもう一度理解して、見直す必要がある。
人にとって一番大事なのは見直しをすること。
見直しの大切さは、経験が多い人ほど重要視する。
まだ、自分がその重要さに気づいてない時は、まだ経験が浅いってこと。
まずはその重要さに気づくだけの失敗と成功を繰り返して、見直しの習慣を付けていこう。
プレッシャー。
プレッシャーを感じることがある。
プレッシャーを感じない人なんていない。
何かがかかっている時。
自分の行動に周りの人の視線と想いと。
その責任がのしかかった時、人はプレッシャーを感じる。
そのプレッシャーは感じた人だけが味わう。
プレッシャーに押し潰されてしまう人もいる。
それだけ人は責任を感じる。
責任を感じないのはただの楽天家。
難しく考える必要はないけど、責任を考えないのは違う。
自分にもしプレッシャーを感じる時が来たときは、自分に期待されてると思えばいい。
その期待に応えようと頑張るのが人。
そしてそれを難しく考えてしまうのも人。
それでも、時にそのプレッシャーが心地よくなる時もある。
それに慣れて行けば、人は大きいことも成長することもできる。