言葉で世界は変えられる。

見てくれた人に何か考えてもらえたら。

BitterSweet。

僕の好きなバンドのvistlipさんが新しくアルバムを出したので、その中の歌詞を少し載せたいと思う。

 

・BABEL

何時でも消せる様に愛を鉛筆で下書きしていたけど、

”夢”ってタイトルの絵に必要不可欠なテーマを見つけたんだ

 

「君に会うために、愛し合うために、生まれてきたんだよ。」

完成させたこの絵の裏に隠す

-全てを僕に下さい-

 

・Antique

君に抱かれて死ねるかを、君に愛されて死ねるのかを、試してみましょう。

茶番かどうかは僕のエンディング次第。

 

あんなに泣き虫だった君も、こんなに大人になった。

子供に笑って託せる様な僕で居たいと願う。

 

星一つ灯らないこんな夜に。

星一つ灯らないこんな夜に僕は願いました。

『その願いを取り消して下さい。』と願いました。

世界中の罰が降りかかったっていい。

星一つ灯らないこんな夜に僕は鳴きました。

数km先の君にも届くように鳴きました。

そうだね、今は楽しい夢を見る。

涙を零しながら。

 

・Walking Dead

やりたければやればいいさ。

元々死んでいた様なもんだ。

透明な僕をすり抜けてった未来へ手を伸ばし続ける。

 

最初の頃、悲鳴を上げていた受けた事のない殴打も、受け過ぎてもう何も感じないよ。

今、僕は生きていますか?

 

やりたければやればいいさ。

君は重大なミスを犯した。

自分が思うより大勢味方が居た。

その事実を知れたんだ。

 

・COLD CASE

魔法の鏡は真実のみを映し出す

メイクで馴染まない傷跡も例外無く

 

大好きなヒトの名前も云い出し辛い世界じゃ、君に何時か悲しい思いをさせるかもね

「それでも良い。」と云うなら、気味悪がられて、嫌われても、僕は信じて行くから。

 

・WIMP

裏切者が居るんじゃないか?

そう思い込んだ彼は、家族でさえも決して信用せずに独りの時間を好む。

 

冷たい鉄格子の扉。

封じ込めてしまう”宝”。

そして気付くのでした。

空っぽの王国に。

怖がりの弱い自分に。

 

・MONOGRAM

”愛”は初期装備にしては使えて、代わりの利かない君の様です

毒林檎で出来たパイを好きなだけ御食べ

 

ただ、君が居なきゃ生きれなくて、嗚呼、今だけは独占させて

飴ちゃんで釣って連れ回す誘拐犯みたいにね

 

・CONTRAST

明るすぎて白飛びした光に居ちゃ気付けない

 

絶望って場所は想像の域を超えて深い深い黒でしかないから、

ほんの小さな灯り(君)を見逃さずに済む場所なんだ

 

「好きだよ。」も朝のキスも慣れちまえばただの挨拶なんだろ?

明る過ぎて白飛びした日々だけじゃ気付けない

 

絶望って場所が相乗効果を生んで、思い出させてくれたんだ

回想しただけ残像現象が起きてんのかもしれないな

 

・BLACK BOX

元の色が隠れたのは塗り重ねた色の仕業。

落ち切らないあなたの好みが重いよ。

「自分らしく生きているよ。」

どのツラ下げて云ってんの。

混ぜ過ぎて綺麗とは云えないでしょ?

 

・Snowman

月を寝かしつけて青ざめた空

雲を追い出して照りつける太陽と体温で

みるみるうちに溶ける僕たちはスノウマン

やがて降る雪で誰かが笑えばいいな

 

・BitterSweet Ending

何が幸せか不幸せなのかはヒトそれぞれでしょう。

口出しはしないよ。

君が見出したエンディング目指して終わればいい。

壊せばいい。捨てればいい。

 

何時のだか、何処んだか、誰んだか、いくらだか、

貴重だか、知らないが、捨てきれないモノがあるのに。

 

・Credit

ウトウトしながら名場面を真似た。

夢も希望も無いあのセリフを。

 

「まずは諦めて。明日も、明後日も、傷ついて傷ついて楽なんてないよ。

 見落としてしまう小さな幸せに気づく様に、拾える様に、世界は仕組まれている。」

 

Underworld

心地好くて縋ってしまう秘密基地と呼んだ廃墟。

僕らだけが持つ通行許可証。

この出口をくぐらなきゃ辛い思いもしなくていい。

涙を飲んで焼けた喉が痛い。

 

 

また、好きな歌詞を載せると思う。