失言。
「これからのヒーローの第一条件は、失言しないことだ。」
これは、僕の好きな本の中に書いてある一文。
この文を読めばある程度、何を言わんとしているのか分かるかなと思う。
人が敏感に反応するのは、人が失言した時。
失言とは、言うべきではないことを、うっかり言ってしまうこと。
よくメディアで取り上げられるのは、人が失言をした時。
特に、政治家さんの失言は、敏感に取り上げられる。
政治家さんの失言が取り上げられると、民衆は「またか。」と溜め息をつく。
何故、政治家さんは失言が多いのか。
その言葉が自分自身失言だと思ってないから。
自分が喋っている時は、あまり失言をした感覚はないだろう。
しかし、後から周りの人たちによって、その喋った言葉が失言だと言われる。
そしたら、あの人は失言したと広がる。
多くの政治家さんがその後、撤回しろと言われる。
その為に、人が集められ、撤回しているところを世間に晒される。
たかが、人の撤回だけに集められた人も、それを見せられた人も時間を損したなと。
失言は、他の人の時間も奪う。
それだけでなく、失言によって、人が傷つくかもしれない。
差別的な言葉によって。
失言と捉えられれば、それからの道はそれを撤回するしかない。
何てめんどくさい世の中なのか。
だから、これからの時代、表に立つヒーローは失言をしないこと。
これが第一条件になる。
政治家さんがヒーローって訳ではないが、一番分かりやすい例を挙げた。
政治家さんだけでなく、僕たちみたいな人も失言によって、周りの人に迷惑をかけてしまうことがある。
人はみな、誰かのヒーローなのだから、失言は抑えよう。
何のヒーローか分からない自分がいるなら、周りの人に目を向けてみよう。
誰かに必要とされていれば、その人はヒーローになれる。
それが仕事でも、家庭でも、家族からでも、動物からでも、何であっても。
失言とは別に、伏線、フラグと呼ばれるものなら人は好む。
ヒーローに関しては、また別の日にでも書いてみよう。
後、人の謝罪についても書いてみよう。