言葉で世界は変えられる。

見てくれた人に何か考えてもらえたら。

損得。

人が行動する時、一番最初に考えるのが損するか、得するか。

つまり、損得勘定が働く。

これは、しょうがないことである。

誰しもが自分優先に生きている。

自分はそんなことはないと、絶対の自信を持って言える人なんかいない。

もしも、言える人が居れば、それは何も考えていないどうしようもない人か、

そう思い込んでいる楽天家のどちらか。

自分優先に生きるのは悪いことではない。

だって、自分の折角の人生なんだ、優先してもいいだろ。

だけど、自分中心に生きるのは良くない。

所謂、自己中心的な考え方。

自己中心的と自分優先はまた違う。

自己中心は大雑把に言えば、世の中は自分中心に回っているという考え方。

実際そんなわけはない。

世の中は、自分一人が居なくても困ることなんてない。

それが人ってモノ。

「君の代わりなんて居ない。」

そんな言葉を聞いたことがあるかもしれない。

でも、本当は代わりなんていくらでもいる。

それが現実。

それを認めたくない屁理屈並べる偉い人がそう言っているだけ。

気付いているはず。

代わりなんていくらでも居るということを。

全然自分は中心にいない。

なら、自分優先がいいのは何故か。

それは優先しているだけで、他の人のことも視野に入れているから。

これが自己中心と自分優先の違い。

どんなに人は成長したって自分が一番好き。

自分の命より他の人の命を優先する。

立派なことである。

そんなことが出来る人は本当に少ない。

そういう人はその時だけ、優先順位が変わる。

これが心というものの不思議。

例外がそういう時は起こる。

でも、基本は自分優先の損得勘定で動く。

損得を考えて自分優先で他人も視野に入れて、とっさにそれが逆転するのが、

本当に目指すべき人の在り方。

優先しても文句は誰もいない。

その行動が自己中心でなければ。