費やす。
人は何に時間を費やすのか。
それはそれぞれ違うだろう。
自分は何に一番時間を費やしただろう。
自分の夢のために時間を費やした人もいる。
自分の好きなことのために時間を費やした人もいる。
好きでもない仕事に時間を費やした人もいる。
一体、何に時間を費やすのがいいのだろうか。
本を読むのに時間を費やすべきなのか。
自分のしたいゲームに時間を費やすべきなのか。
仕事のために時間を費やすべきなのか。
正解は分かっている。
自分が費やしたいモノに、時間を費やせばいい。
でも、自分の費やしたいモノに時間が使えている人は限りなく少ない。
例えばスポーツ。
費やした時間が努力となって上手くなる。
そんなことはない。
誰もが気付くだろう。
上手くなるのも、成長するのも費やしてきた時間は関係ない。
努力は時間に比例しないし、努力は必ず報われるわけでもない。
それでも、人は時間を費やす。
それにそれだけの時間を費やす価値があるから。
その価値を見出した人ってのは、本当は無駄なことかもしれないことを平気でやる。
それに費やすことで、無駄ではなくなると信じているから。
そういう感情がないと、結局は上を目指せない。
なりふり構わず、一つのことに没頭し、時間の許す限り、それに費やす。
そんな格好いいことは他にはないだろう。
自分が時間を費やしてもいいと思えるのに出会おう。
何だっていいから。
その費やしたモノが、結局は自分を作ってくれる。
それに上も下もない。