言葉で世界は変えられる。

見てくれた人に何か考えてもらえたら。

見抜く。

見抜く力ってのは、人が持つ特技の一つ。

他の動物も見抜くことは出来るが、人のように思考を巡らせて見抜きはしない。

本能のままに分かるのが動物で、本能だけではなく、その過程や経験を駆使して見抜くのが人。

見抜くのは、嘘とか本質。

嘘を見抜くにも、見抜く必要のある嘘と、見抜く価値もない嘘がある。

それを人は本能で感じ取る。

人にだけ物事の本質を見抜こうとする思考がある。

でも、多くの人は本質を見抜こうとはしない。

宝の持ち腐れとはこのことか。

本質は知ろうと、見抜こうとしなければ知れないし、見抜けない。

単純に流されているだけで、本質を見抜こうとしないと。

人の意思決定は基本多数決で決まる。

その多数決がもしも間違っていたら。

本質を見抜けない人が多数決側にまわっていたら。

本質なんて分かろうとしても分からない。

でも、それを見抜く価値は必ずある。

凝らすしかない。

眼であったり、感覚であったり、事実や経験などを駆使して。

間違った多数決が、少数派に傾くぐらいの波を起こせるように。

多数派の場合は、他の少数派を全員味方に付けるぐらいの勢いで。

見抜いていこう。

自分の考えや他人の考え。

自分の嘘や他人の嘘を。