閉じておく。
目はずっと開け続けられない。
瞬きをする瞬間も、疲れて寝ている時も。
時には目を閉じておくことが、人には必要なのは全員が知っている。
目の前で嫌なことがあった時、人は目を反らす。
人は目で見たことを信じる。
しかし、世の中には現実を受け止めれないことが頻繁に起こる。
そういう時、人は目を瞑る。
目を閉じると前が見えない。
当たり前なことだが、自分の見たくないものは誰も見たくない。
目を閉じている人は、その時何か見たくないことが起きている。
それを絶対に目を開けて受け入れる必要はない。
理不尽に目を当てないこともできる。
しかし、ほとんどの人が結局、目を開けて理不尽を受け入れる。
それが良いのか悪いのかは分からない。
現実を受け入れることは大切なことかもしれない。
現実を全部受け入れることが当たり前ではないのかもしれない。
そう思ったときは、思いっきり目を閉じてしまえばいい。
見たくない現実は見なくていい。
逃げることを人は恥じだと言うけど、それは押し付けだ。
人は逃げることも出来る。
出来ることなら自分の判断でやればいい。